腰に不調があると起こる身体の不調4選
腰痛に骨盤の歪みなど
腰周辺に不調を感じている方も
少なくないと思いますが
腰 (骨盤を含む) の不調を放置することで
それ以外のところにも悪影響を
与えてしまいます。
そこで今回は
腰の不調が引き起こす
身体の不調を4つ紹介します。
腰ってこんな部分
腰には5つの骨 (腰椎) があり
背中の骨 (第12胸椎) と仙骨と
上下で連結しているので
6つの関節があります。
腰から出ている神経 (腰椎神経) は
主に骨盤から下の部分に働きかけているので
脚/足の動きや感覚に大きな役割があります。
骨盤は仙骨と寛骨の総称で
寛骨は3つの骨 (腸骨、恥骨、坐骨) で
構成されています。
仙骨から出ている神経 (仙骨神経) は
腰椎神経と同様に脚/足での役割もありますが
副交感神経の一部もここから出ているので
消化器などの腹部臓器や骨盤臓器の
働きにも重要な役割を持っています。
Ⅰ. 背中の不調
腰椎は前に反っていて (前弯)
このカーブによって
上下からの衝撃を緩衝する役割があります。
ですが、腰やお腹周りの筋力や柔軟の低下、
筋肉バランスの乱れ、腰椎の変形などで
このカーブが小さくなると
衝撃を十分に吸収することが
できなくなってしまいます。
それにより、背中への負担が大きくなり
背中の痛みや違和感などの
不調を引き起こしやすくなります。
また、腰椎のカーブが変化すると
胸椎 (背中) の並びにも影響するので
胸椎の配列に歪みが出て
肋骨の動きが悪くなってしまうと
呼吸が浅くなり睡眠の質が低下して
疲労が蓄積しやすくなってしまいます。
さらに、腰の筋肉には
背中までのびているものや
背中を経由してその先まで
のびているものもあるので
腰の筋肉に疲労が溜まったり
柔軟が低下することで
背中にも疲れや痛みなどの不調を
感じやすくなります。
Ⅱ. 股関節の不調
骨盤の仙骨と寛骨の関節 (仙腸関節) は
身体の前屈と後屈の動きと
股関節の曲げ伸ばしの際に
前後に回転してこれらの動きの
サポートをしています。
仙腸関節の動きが悪くなると
サポートがなくなることで
股関節に負担がかかってしまい
痛みや違和感などの不調を
引き起こしやすくなってしまいます。
そして、歩行の際には
胴体部分の捻りの動きも重要になりますが
腰に不調がありこの動きに制限がかかると
股関節への負担も大きくなってしまいます。
また、仙腸関節は後ろにあるので
ここに不調があると「腰痛」として
認識されることが多いですが
仙腸関節の不調によって
骨盤の前にある鼠経靭帯に負荷がかかると
「股関節が痛い/違和感」と
感じることも多いです。
さらに股関節周辺の筋肉は
ほとんどが骨盤からついていて
腰から付いているものもあるので
腰や骨盤周辺の不調によって
筋肉に疲労やダメージが蓄積すると
股関節に不調が出やすくなります。
Ⅲ. 脚の不調
腰や骨盤周辺の不調によって
姿勢が乱れたり身体の使い方が変わることで
脚への体重のかかり方が変わったり
通常の動きと違う動かし方になってしまって
脚の疲れやすさを感じやすく
なることがあります。
また、膝や足首などの
脚/足の関節への負担も大きくなるので
これらの関節の痛みや動かしにくさなど
脚の不調が起こりやすくなってしまいます。
Ⅳ. お腹の不調
お腹の内臓 (腸) は
お腹の中で動きすぎないように
腸間膜で覆われていて
腰からぶら下がるようについています。
この腸間膜は
血管やリンパ、神経が多くあるので
腸の働きにも重要な役割を持っています。
そのため、腰の不調が長期化することで
筋肉や筋膜などの緊張が腸間膜に伝わり
腸の働きに影響を与えることがあると
言われています。
また、お腹の筋肉の中には
ベルトのようにお腹と腰を囲うようなものや
腰と隣接しているものもあるので
腰の不調に伴いお腹の筋肉の
柔軟が低下することで
お腹の状態にも影響を与えることもあると
言われています。
最後に
腰や骨盤は、重たいものを持ち運んだり
長時間座りっぱなしなど
日常の何気ない習慣や動作で負担がかかり
歩きや走り、ジャンプによって
その負担はさらに大きくなります。
特に女性は、男性と比べて
身体のつくりの強度が低いうえに
月経や妊娠・出産などで
腰や骨盤に不調を抱えやすいので
不調を感じたら放置せずに
なるべく早めに改善するようにしましょう。





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