top of page

走る・歩くで股関節の外側に痛みが…。それ、大転子滑液包炎かも

6月9日
読了時間: 3分

歩いたり走ったり、立ったり座ったりと

身体の移動や姿勢を変える際など

動きの支点になりやすい股関節周辺は

不調やケガを起こしやすい部位の1つです。


その中でも、股関節の外側は

繰り返しの関節運動によって

炎症を起こしやすく

痛みやそれに伴う運動制限を

経験したことがある方も

少なくないかもしれません。


そこで今回は、スポーツにおける

大転子滑液包炎について紹介します。




大転子滑液包炎って?

股関節の外側には

大腿骨の出っ張り (大腿骨大転子) があり

股関節や膝の曲げ伸ばしの際に

周辺の筋肉と摩擦が起こるため

それを軽減させるために

出っ張りの周辺には

クッション (滑液包) があります。


ですが、この滑液包への負担が大きくなると

歩行時や立ち座りの動作など

股関節や膝の曲げ伸ばしで

強い痛みを感じることがあります。



どんな人に起こりやすい?

この滑液包は、股関節と膝の

曲げ伸ばしの際に摩擦が起こるので

ランニングやジャンプを繰り返す人

大転子滑液包炎は起こりやすいです。


スポーツで言うと

長距離ランナーやサッカー、

バスケやバレーボールなど

長距離/長時間走ったり

ジャンプを繰り返す、

またはその両方を必要とするような

スポーツをしている人に起こりやすいです。


そして、お尻の筋力が低下している人

起こりやすくなります。


脚を横に上げるのは

お尻の筋肉 (中殿筋など) が中心となりますが

この筋力が低下することで

太ももの外側の負担が大きくなり

大転子周辺の摩擦力が

大きくなってしまいます。


このお尻の筋肉は

座った状態ではスイッチがOFFになるので

長時間のデスクワークなど

座った姿勢で過ごすことが多い人は

筋力が低下しやすくなります。


また、この筋肉は

骨盤を安定させる役割もあるため

立ち姿勢が崩れてしまうことで

骨盤が本来の位置からズレて

この筋肉がうまく機能できなくなります。


さらに、股関節やお尻の筋肉の

柔軟が低下することで

“スペース” が少なくなると

股関節の運動の際の

大転子周辺の圧迫力が高くなり

摩擦力が大きくなってしまい

滑液包が炎症を起こしやすくなります。



予防や改善方法は?

まずは、お尻の筋力の改善が必要です。


特にスポーツなどで

一定の時間動き続けたりする場合は

筋力が不十分だと、疲労に伴い

その筋肉がうまく機能しなくなってしまいます。


そのため、パワーと持久力の

両方での筋力改善が必要です。


そして、姿勢の改善をして

日常的にしっかりお尻の筋肉を

機能させられるようにしましょう。


姿勢の改善には、体幹の筋力改善や

偏った身体の使い方の改善など

筋肉トレーニングに加えて

日頃の姿勢を意識することも大切です。


また、柔軟の改善セルフケアとして

お尻の筋肉と股関節のストレッチを

取り入れることも予防や改善を行う上で

とても重要なポイントとなります。


もし、すでに痛みなどの

炎症症状がでいる場合には

なるべく安静にして

必要に応じてアイシングをしたり

病院で診てもらうようにしましょう。


痛みのない範囲で

お尻や太もも (前後面) の筋肉を

マッサージやストレッチで緩めてあげると

痛みが軽減したり、血流促進によって

改善のサポートになります。


ただし、痛いのを我慢して

無理に行うと逆効果になってしまうので

注意が必要です。



最後に

大転子滑液包炎は

股関節の外側に痛みを生じるますが

それ以外が原因となることもあります。


特に、股関節を強くぶつけたり

安静にしていても痛みが和らがない、

または痛みが時間とともに強くなる場合には

早めに病院で診てもらうようにしましょう。

コメント


  • ライン
  • Facebook
  • LinkedIn

©2022 by trefle osteo. Proudly created with Wix.com

bottom of page