股関節の不調で起こる、身体の不調4選
股関節は、身体を支えている重要な部位であり
立ち座りや歩く・走るの時には
脚の動きの役割もあるので
不調が起こりやすく
また、その股関節の不調によって
他のところの不調を引き起こしてしまう
ことがあります。
そこで今回は
股関節の不調が引き起こす
身体の不調4つを紹介します。
股関節ってこんな部分
股関節は、骨盤 (腸骨) と大腿骨で
構成されている関節で
肩関節の次に大きく動く関節です。
そのため、肩関節と同じように
関節自体はとても不安定なので
安定性を高めるために骨盤側の関節部分は
関節唇 (関節窩を深めるもの) があり
関節は靭帯で覆われています。
そして、さらに
股関節のインナーマッスルによって
その安定性を補強しています。
また、股関節も肩関節のように
骨盤の横にぶら下がるように位置しているので
上からと下からの衝撃を吸収/緩衝する
役割ももっています。
ただ肩関節と違い
股関節の場合は立位と座位の時には
常に体重がかかり身体を支えているので
股関節周辺の筋肉のバランスが崩れて
短い期間でも負荷/負担のかかり方に偏りが出ると
股関節痛や坐骨神経痛など
股関節周辺の不調が起きやすくなります。
Ⅰ. 腰 (仙腸関節周辺を含む)の不調
股関節と腰は
骨盤を間に挟んではいるものの
股関節と腰の一部の筋肉は隣同士なので
股関節の筋肉が正常に機能しなくなることで
腰への負担が大きくなってしまいます。
また、関節の歪みや柔軟の低下によって
股関節の衝撃吸収/緩衝作用が低下してしまうと
同じ役割をもつ腰 (仙腸関節も含む) へ伝わる
衝撃が大きくなりその分負担も
大きくなってしまいます。
そのため、腰痛はもちろん
その状態が長期間続くことで
腰椎椎間板ヘルニアのような
腰の関節症を引き起こすリスクが
高くなってしまいます。
Ⅱ. 膝の不調
股関節と膝関節は
1つの骨 (大腿骨) の両端で構成された関節なので
股関節の不調の膝への影響は
免れないところがあります。
太ももの筋肉の代表格である
大腿四頭筋とハムストリングは
どちらも股関節と膝関節を跨いでいて
その他にも両関節を跨いでいる筋肉はあるので
股関節の不調によって
これらの筋肉に負担がかかれば
膝への負担も大きくなってしまいます。
さらに、股関節で歪みや変形が起きると
膝での大腿骨の位置にもズレが生じるので
膝関節の歪みが起こってしまいます。
この歪みはO脚・X脚のように
見た目にも影響しますが
膝関節の動きにも悪影響となるので
膝の関節内のケガや
将来的な変形性膝関節症のリスクを
高めてしまいます。
Ⅲ. 足首/足の不調
股関節と足首/足は
少し離れたところに位置していますが
股関節の不調による膝への影響が
足首や足にまで及ぶことがあります。
膝に歪みや動きの変化があると
同じ骨 (脛骨) で関節を構成している
足関節でも歪みや動きの変化が起きやすくなり
不調やケガのリスクを高めてしまいます。
また、股関節~足首で
歪みや動きの変化が起こることで
足の地面の捉え方 (体重のかかり方) が変わるので
本来の足の衝撃吸収/緩衝作用が軽減して
足への負担が大きくなってしまいます。
Ⅳ. 脚の浮腫み
股関節の前側には、胴体部分からの
大きな血管とリンパ管が通っているので
股関節の柔軟低下や変形などによって
動きが低下してしまうことで
脚への循環を妨げてしまい
浮腫みを引き起こしやすくなってしまいます。
また、循環が低下することで
脚の疲れが取れにくくなったり
ケガをしている場合には、その修復に
時間がかかってしまうことがあります。
股関節の不調によって
直接的に起こる循環の低下は脚ですが
結果的には全身の循環を
停滞させていることになるので
長期間放置することで
全身の疲労やダメージの回復・修復の妨げに
なってしまうことがあります。
最後に
日常で股関節に痛みや動かしづらさなどの
不調を感じていなくても
実は動きが悪くなっていたり
周辺の筋肉のバランスが崩れていることは
少なくないです。
運動やストレッチなどで
日常にない動きをすることで
実際の股関節の状態を確認できて
不調の予防をすることができるので
意識して取り入れるようにしてみてください。





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