鵞足炎(Pes Anserine bursitis)
更新日:9月15日
みなさんは、
歩いたり、立ち座りなど
膝の曲げ伸ばしをした時に
膝の内側が痛いと感じたことはありませんか?
それ、もしかしたら
鵞足炎(がそくえん)かもしれません。
今回は、その”鵞足炎”について紹介します。
鵞足炎って何?
鵞足とは、3つの筋肉
(縫工筋・薄筋・半腱様筋) の総称で
膝を曲げる時の補助筋としての役割があり
付着部である膝の前方内側には
膝の曲げ伸ばしの際に起こる摩擦を緩衝するために
鵞足滑液包というクッションがあります。

鵞足炎は、繰り返しの膝の曲げ伸ばしによって
この滑液包に炎症が起きた状態で
膝の曲げ伸ばしの際に痛みを感じたり
熱感や腫れが起凝ることがあります。
特に、長距離・長時間走る
もしくは繰り返しのダッシュやジャンプを行う
運動・スポーツをしている人に起こりやすいです。
また、太ももの前後の
筋肉 (筋力・柔軟) のバランスが乱れていたり
膝関節自体の柔軟が低下していて
膝の動きに問題がある場合にも
鵞足炎のリスクは上がります。
予防や改善はどうする?
鵞足炎は “膝の使いすぎ” によるものが多いので
長時間の運動や激しい運動の後には
マッサージやストレッチなどをして
日頃からケアをして予防や改善をすることが
とても大切です。
運動後に痛みや熱感を感じる時には
アイシングによって炎症反応を
最小限に抑えることもポイントになります。
そして痛みの強いときには
できるだけ安静にするようにしましょう。
スポーツなどの運動を控えたり
階段の上り下りできるだけ避けるなど
膝の曲げ伸ばしの頻度を少なくして
炎症が起きている部分に
なるべく負担(摩擦)がかからないようにしましょう。
またストレッチやトレーニングで
膝周辺の環境を整えることも重要です。
膝周辺の筋肉の柔軟や筋力のバランスが乱れや
膝関節自体の状態によって
膝が本来の動きをスムーズにできなくなると
通常よりも過度に負担がかかってしまうため
その分、鵞足炎になるリスクが高くなってしまいます。
もし関節の動きが、関節症などによって
変形や関節に問題がある疑いがある場合は
一度医師に診てもらい
必要な治療を受けるようにしましょう。
最後に
鵞足炎になると、立ち座りや歩行など
日常動作でも痛みを感じるようになってしまい
痛みが強い場合には生活にも
支障をきたしてしまう可能性があります。
普段からストレッチや運動でケアをしたり
痛みなど炎症が起こった時には
安静にしたりアイシングをするなどして
悪化しないように注意しましょう。





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